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東南院

(東南院)

 開祖を役行者とする金峯山寺の塔頭寺院です。一般に出入りする石柱の門は通用門で、その上手にある瓦葺きの門が正面で、 そこを入ると正面にある入母屋造りの瓦葺きの建物が護摩堂です。本尊に役行者、その左右に不動明王と蔵王権現・愛染明王・大黒天・弁財天などを 安置しています。多宝塔の傍らに程よい大きさの枝垂桜があって、春になると満開の花をつけた枝先が桧皮葺きの屋根にかかって、 えも言われぬ風景をかもしだします。

 東南院は、大峯修験の行者や一般の人が宿泊できる宿坊でもあります。

 貞享元年(1684)の秋に、吉野山に杖を引いた松尾芭蕉がここに泊まったという寺伝があって、境内にはその時詠んだ句が碑に刻まれています。

 

    ある坊に一夜をかりて碪打て

            我にきかせよや坊が妻

 

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