豆知識・木の魅力を知ろう

木の魅力について教えます

木のことを知るとその魅力に引き込まれる。
木は、私たちに多くの贈り物をしてくれます。
やすらぎや豊かさ、そして健康までも。
木は地球規模の自然サイクルの核を握っているといえるのです。

木の性能と性質

最近、木造校舎が増えています。
これは、木に紫外線の反射をおさえて目を守ってくれたり、
転んだ時の衝撃を吸収してくれたりする働きがある事がわかって来たからでしょう。
さらに、木の校舎は湿度を調節してくれるので細菌が増殖し難く、
空気をきれいにしてくれるので、風邪をひきにくいということも証明されています。
木は外側が成長し、大きくなります。
古い順に細胞が変化して色の付いた心材に変わっていきます。
中心の心材は腐りにくい性質をもっていて、家の土台や水まわりなどに使われます。

湿度調節

木造の室内では木材が水分を吸い込んだりはき出したり、湿度を調節してくれます。

美しくて肌触りがやさしい

木材は、触っても温かく肌触りもよく、人の心にやすらぎをあたえてくれます。

防ダニ防菌効果

桧の板には「ヒノキチオール」という防ダニ効果、防菌効果の成分があり、
ダニが発生しにくいことがわかっています。  

音がやさしくなる

木材は高い音を適度に吸収し、ソフトな音にしてはね返します。
この性質は楽器やコンサートホールに使われています。
ちなみに杉と桧を比べると杉のほうが大きな音がしないです。

弾力性があり衝撃を吸収

子供が転んでも衝撃を吸収し、大きな怪我を防いでくれます。

温まりにくく冷めにくい

木材は、その成分自体が熱を伝えにくいので、
急に熱くなったり冷たくなったりしません。

加工しやすい

適度にやわらかいので、簡単に形を変えることができ、
いろいろな物に加工できます。

軽くて強い

木は重さのわりにとても丈夫な材料です。
その為、木造だと軽くて強度のある家が建ます。

                 

紫外線をやわらげる

        

コンクリートは紫外線をそのままはね返しますが、
木材は紫外線を吸収し和らげてくれます。         

木の使いみち

木は、家を建てるための建築用材(柱、梁、造作材、建具材)や
家具の材料として、また炭や薪等の燃料として広く利用されています。
台所用品や楽器・運動用具の材料としても使われています。
また、木材繊維からは、本、ノート、新聞紙、トイレットペーパーなどが作られます。

       

地球温暖化と木

私たち一人一人が日頃から二酸化炭素の排出を減少させることに心がけることは
いうまでもありませんが、このためには、
省エネルギーや二酸化炭素の排出の少ない資源をエネルギー源とすることと同時に、
製造時に二酸化炭素排出量の少ない環境に優しい木材を使用すること
重要となって来ます。
森林の二酸化炭素吸収量は、樹齢が若いとき一番多く、
老いてくると少なくなる
ので、
森林の二酸化炭素吸収量を増やす為には
ある程度年老いた木は伐採し、再度植林する
必要があります。
このようなことから、国産材の利用量を増やし
適正な樹齢の人工林から生産される木材を利用し再植林していくことは、
二酸化炭素の吸収・固定・貯蔵量を増やすことにつながり、
日本の環境保全に寄与することとなります。

再生可能な究極の資源

わたしたちの祖先は、木をさまざまなかたちで上手に利用してきました。
そして今もなお、木はわたしたちの生活にはなくてはならない存在です。
しかし現在先進国では、木に代わる素材が大量に出回るようになり、
燃料も炭やまきから石油や石炭、天然ガスなどに変わり、
地球温暖化や酸性雨、環境ホルモンなどの環境問題を生み出してしまいました。
将来にわたって人類が永遠に健康で豊かに暮らせる社会を作り上げるには、
再生可能な資源、木材を今一度見直し使って見る必要があると思います。
森から木を伐採したら、苗を植え育て、また木を使う。
そのサイクルを作る為に必用な木造住宅は炭素を貯蔵するもう一つの森林です。

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