このコースの楽しみ方

 

伊勢街道東は松阪より伊勢方面に延び、西は和歌山に至るすべての道のことで、大和にはいくつかの伊勢街道が通っています。 そんな伊勢街道の一つが吉野町にもあります。紀州から五條の新町を通り吉野川沿いの国道169号線を東に進むと上市の町に入ります。 ここは以前から寺内町・市場町として栄えた所で、旅籠や両替商・木材商・食べ物屋が軒を並べ大変繁栄した町でした。 そんな繁栄の名残は、昭和初期に谷崎潤一郎が書いた「吉野葛」の一節にも窺い知る事が出来ます。今でも往時を偲ばせる商家や民家が残っており、白壁・虫籠窓・つし二階・連格子に当時の姿を残しています。

 そして上市を通り注意しながら歩くと、河原屋平尾香束には伊勢への道標があります。 又山口神社の境内には、紀州藩がここを通過する為、安全祈願の為徳川吉宗が寄進したという石燈篭が残っています。

 そして三茶屋に着くと、そこは伊勢と紀州との丁度中間点にあたり、伊勢までニ十ニ里・紀州までニ十ニ里という道標も見ることが出来ます。 今はそのほとんどが舗装された道ですが、この道標を目印にした吉野の伊勢街道を歩いてみませんか。

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