(喜蔵院) |
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勝手神社裏の胸突き坂「宮坂」を上り切って、ホッと一息ついた左側に、長い土塀に囲まれて、塔頭寺院の一つ喜蔵院があります。本堂は木造桧皮葺き宝形造りで向拝がついており、本尊の役行者・蔵王権現・不動明王・天狗などがまつられています。この寺も大峯参詣の修験者の宿坊として、又広い客殿や大広間を有するユースホステルとしても、全国のホステラーに親しまれています。又、正面玄関脇に 熊沢番山の、 この春は吉野の山の山守と なりとこそしれ花の心を と刻まれた歌碑が建っています。 |